キャンプの快適性を格段に高めてくれる「ポータブル電源」
日常のあらゆる家電をキャンプでも使えるようになるため、近年注目を集めているアイテムです。
キャンプに最適なポータブル電源の容量は?
容量の目安や選び方はあるの?
キャンプで使うポータブル電源を選ぶ際、このような疑問を抱える方は多いです。
そこで今回は、キャンプに最適なポータブル電源の容量をスタイル別で解説します。
キャンプ歴7年の経験を元に、容量の目安や選び方も紹介するよ!
自分にピッタリのポータブル電源を選びたい方、購入後の後悔を無くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
キャンプにおすすめのポータブル電源を詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
キャンプに災害時に大活躍なポータブル電源を、15個に厳選して紹介してるよ!
ポータブル電源の「容量」とは?
そもそもポータブル電源の「容量」って何?
「ポータブル電源選びは、容量が重要!」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そもそも容量とは何なのか、重要性や計算方法について詳しく解説します。
「容量の正体」について、詳しく見ていきましょう。
「容量」=蓄えられる電力量を
「容量」は、ポータブル電源を選ぶ際に重要視すべきスペックの1つ。
どんなスペックを表しているんだろう?
結論から言うと、「容量」とは蓄えられる電力量を指すよ!
容量の単位は「Wh(ワットアワー)」で、1時間あたりに供給できる電力量を意味します。
ポータブル電源で動かせる家電と時間を左右する、重要な指標なんです。
容量が大きくなるほど、より多くの家電を長く使えるようになります。
「容量」の重要性と計算方法
容量の正体が分かったところで、重要性と計算方法について見ていきましょう。
容量は、動かせる家電の種類や時間に関わる重要な指標!
使いたい電化製品に合った容量を選ぶことで、快適で充実したキャンプを楽しめますよ。
反対に、ポータブル電源の容量を無視してしまうと、電化製品は動きません。
容量はどうやって計算するんだろう?
ポータブル電源の必要容量は、以下の計算で求められます。
使いたい電化製品の消費電力と時間から計算すると、必要なポータブル電源の容量を算出できます。
ただし、実際はさらにロス率や変換効率が加算されます。
そのため、算出した値の1.2~1.5倍程度多めに見積もっておくと安心ですよ。
キャンプで使う電化製品の電力を表にまとめたから、計算に使ってみてね!
主な電化製品と消費電力の目安
電化製品 | 消費電力の目安 |
スマートフォン充電 | 10W |
ノートPC充電 | 20~30W |
LEDランタン充電 | 5〜20W |
ポータブル冷蔵庫 | 50〜150W |
炊飯器 | 350〜1,000W |
電子レンジ(30L) | 500~1,500W |
電気ケトル | 700〜900W |
卓上IHヒーター | 1,400W |
ドライヤー | 1,200W |
扇風機 | 50W |
電気毛布 | 50W |
こたつ | 弱:100W 強:500W |
ファンヒーター | 200~1,300W |
【スタイル別】ポータブル電源の容量の目安
キャンプに必要な容量の目安はあるの?
ポータブル電源に必要な容量は、様々な条件によって異なるよ!
ここでは、容量に大きく関わるキャンプスタイル別で容量の目安を紹介します。
それぞれのキャンプスタイルで必要な容量について、順番に見ていきましょう。
デイキャンプの目安:300Wh~500Wh
デイキャンプに必要な容量の目安は、「300Wh~500Wh」です。
宿泊しないため、スマートフォンやランタンなどの小型電化製品の充電がメインになります。
そのため、大容量のポータル電源は不要です。
300Wh以上あれば電気毛布などの暖房家電も使えるから、寒い季節も快適!
また、カメラやノートパソコンの充電を気にせず使えるようになります。
500Whまでなら軽量・コンパクトな製品が多いので、携帯性を重視したい方にもおすすめです。
宿泊キャンプの目安:500Wh~1,000Wh
宿泊キャンプに必要な容量の目安は、「500Wh~1,000Wh」です。
1泊2日程度のキャンプでは、デイキャンよりも多くの電化製品を長く使う可能性があります。
小型電化製品の充電だけでなく、電気毛布なども一晩中使えるよ!
寒い季節は暖房機器を、暑い日には扇風機やポータブル冷蔵庫なども使用可能です。
スマホやランタンの充電も同時に複数回できるので、心強さがありますね。
使える電化製品の幅がかなり広がるので、容量で迷ったら500~1,000Whの製品を選ぶのがおすすめです。
ただし、激戦区の容量帯のため、製品が多く選ぶのが大変!
製品選びで迷ったら、「EcoFlow|RIVER2 Pro(768Wh)」を選んでおけば間違いありません。
十分すぎるスペックと優れた携帯性、圧倒的なコスパで、多くのキャンパーが愛用していますよ。
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連泊・車中泊キャンプの目安:1,000Wh以上
連泊・車中泊キャンプに必要な容量の目安は、「1,000Wh以上」です。
2泊以上泊まる際は、泊数によって容量を増やしていくのがおすすめ!
使いたい電化製品の電力や、想定されるデバイスの充電回数などを考慮し、容量を決めていきましょう。
車中泊する場合も、1,000Wh以上の容量がいるの?
車中泊でどんな電化製品を使うかによりますが、個人的には1,000Wh以上をおすすめしています。
理由としては、調理器具の使用が挙げられます。
ガスバーナーを使いづらい車中泊では、IHヒーターなどの調理器具が大活躍!
電子調理器具は消費電力が高いので、それだけ多くの容量が必要になるんです。
積載に制限があって大容量を持ち運べない場合は、ソーラーパネル充電に対応した製品を選ぶのも効果的。
日中に充電しておけば、夜の電源を確保できますよ。
\コンパクト×ソーラー充電☆/
キャンプに最適なポータブル電源の選び方
ここからは、ポータブル電源の選び方を詳しく解説していきます。
以下3つのポイントを押さえて、自分に最適なポータブル電源を選ぼう!
ポータブル電源の選び方ポイントを、順番に見ていきましょう。
ポイント①|容量と定格出力を確認する
ポータブル電源選びのポイント1つ目は、「容量と定格出力を確認する」です。
容量の重要性は分かったけど、定格出力ってそもそも何?
使用時間を判断する容量に対し、動かせる電化製品の指標となるのが定格出力です。
使いたい電化製品に対応しているのか、定格出力を見て確認しよう!
ブースト機能を持つ製品であれば、一時的に定格出力を上回る機器を使える場合があります。
特に、高い電力を必要とする電気ケトルやドライヤーなどを使う際に、ブースト機能が活躍してくれますよ。
容量だけでなく、出力も必ず確認して、最適なポータブル電源を選びましょう。
ポイント②|信頼できるメーカーを選ぶ
ポータブル電源選びのポイント2つ目は、「信頼できるメーカーを選ぶ」です。
多くのメーカーが参入しているので、単に価格やデザインで選ぶのは危険!
明らかに安価で低品質の製品は、発火や爆発のリスクがあります。
信頼できるメーカーを選ぶことで、安心して長く使い続けられるので、長期で見るとお得なんです。
信頼できるメーカーを知りたい!
ポータブル電源で信頼できるメーカーは、以下のとおりです。
- Jackery (ジャクリ)
- Anker (アンカー)
- EcoFlow (エコフロー)
- BLUETTI (ブルーティ)
- PowerArQ (パワーアーク)
- JVC (ジェーブイシー)
- ALLPOWERS (オールパワーズ)
これらのメーカーの製品は、ただ品質が高いだけでなく、アフターサービスも充実しています。
使用中の不具合サポート、使用後の回収サービスなどの体制が整っているんです。
保証を5年以上付けているメーカーも多いから安心だね!
購入後の失敗や事故のリスクを無くすためにも、紹介した信頼できるメーカーから選ぶようにしましょう。
ポイント③|重量やサイズを確認する
ポータブル電源選びのポイント3つ目は、「重量やサイズを確認する」です。
ここまでは、性能やアフターサポートを中心に紹介してきましたが、携帯性も重要。
特に、制裁が限られるキャンパーさんは、重視すべきポイントだよ!
車の乗り入れが可能なオートサイトであれば、10㎏程度の製品でも問題ありません。
しかし、駐車場から歩いて運搬するキャンプ場であれば、軽量・コンパクトな製品を選びましょう。
ただ軽くて小さいものを選ぶのではなく、形状にも注意が必要です。
取っ手の有無や持ちやすさ、収納しやすさなども考慮すると購入後の失敗を無くせますよ!
【容量別】キャンプにおすすめのポータブル電源3選
結局、どのポータブル電源を選べばいいの?
このような疑問を持つ方に向けて、おすすめのポータブル電源3選を容量別で紹介します!
今回紹介する製品は、以下の3つです。
「400Wh帯、700Wh帯、1,000Wh帯」のおすすめ製品を、順番に見ていこ~!
①BLUETTI|AC60【403Wh】
キャンプにおすすめのポータブル電源7つ目は、「BLUETTI|AC60(403Wh)」
これまで紹介してきたポータブル電源の中間スペックを実現した製品です。
「AC60(403Wh)」のおすすめポイントは以下のとおり。
- 403Whの中間スペックで、使い勝手が良い
- 軽量コンパクトで持ち運びに便利
- 防水&防塵でキャンプに最適
- 静音モードで夜も快適に使用できる
- 業界高水準の6年保証で長く安心して使える
性能と価格のバランスが良いから、初めてのポタ電としても最適だよ!
\ちょうど良いスペック◎/
②EcoFlow|RIVER2 Pro【768Wh】
キャンプにおすすめのポータブル電源1つ目は、「EcoFlow|RIVER2 Pro(768Wh)」
多くの電化製品を動かせる性能と、優れた携帯性が魅力の製品です。
「RIVER2 Pro(768Wh)」のおすすめポイントは以下のとおり。
- キャンプの最適解とも言えるスペック
- 768Whで電気ケトルや電気毛布にも対応
- 大容量なのに軽量・コンパクト(7.8㎏)
- 70分でフル充電できる
- 最大5年のメーカー保証付きで安心
- セールの頻度が高く、お得にゲットしやすい
このような特徴から、ポータブル電源で迷ったら選ぶべき製品と言えます。
半額近いセールを頻繁に行っているので、タイミングが良ければお得に購入できますよ。
軽量・コンパクトで大容量だから、キャンプ初心者にもおすすめ!
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③Anker|Solix C1000【1056Wh】
キャンプにおすすめのポータブル電源4つ目は、「Anker|Solix C1000(1056Wh)」
今回紹介する製品の中で、最も大容量かつ正解最速の急速充電が備わった製品です。
「Solix C1000(1056Wh)」のおすすめポイントは以下のとおり。
- 家庭用コンセントと同等の大容量&高出力
- 約90%の家電に対応している
- 世界最速の急速充電で、フル充電まで約58分
- 最大5年のメーカー保証付きで安心
- 使用済み製品の回収サービスあり
キャンプでの圧倒的な快適性を求める方は、選んで後悔のない製品だよ!
メーカー保証に加えて、回収サービスがあるのも嬉しいポイントですね。
性能だけでなく、購入後のアフターサポートを大切にしたい方にもおすすめです。
\大容量&世界最速の急速充電/
【まとめ】容量を把握して、キャンプに最適なポータブル電源を選ぼう!
今回の記事では、キャンプに最適なポータブル電源の容量について詳しく解説してきました。
最後に、記事のポイントをおさらいしましょう。
ポータブル電源の容量は、キャンプスタイルによって大きく変わるよ!
スタイル別の容量の目安は以下のとおりです。
紹介した目安を参考に、自分にピッタリの容量を選びましょう。
以下3つのポイントを押さえると、購入後の失敗を無くせますよ!
適切なポータブル電源を選んで、キャンプを快適に楽しも~!
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