キャンプの快適性を格段に高めてくれる「ポータブル電源」
電気毛布や照明などを、電源のないキャンプ場でも使えるようになります。

キャンプに必要なポータブル電源の容量は、どうやって決めるの?
キャンプで使うポータブル電源を選ぶ際、このような疑問を抱える方は多いです。
そこで今回は、キャンプに最適なポータブル電源の容量をスタイル別で解説します。



キャンプ歴7年の経験を元に、容量の目安や選び方も紹介するよ!
自分にピッタリのポータブル電源を選びたい方、購入後の後悔を無くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
キャンプにおすすめのポータブル電源を詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。



キャンプに災害時に大活躍なポータブル電源を、15個に厳選して紹介してるよ!
ポータブル電源の「容量」とは?





そもそもポータブル電源の「容量」って何?
「ポータブル電源選びは、容量が重要!」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そもそも容量とは何なのか、重要性や計算方法について詳しく解説します。
「容量の正体」について、詳しく見ていきましょう。
「容量」=蓄えられる電力量
「容量」は、ポータブル電源を選ぶ際に重要視すべきスペックの1つ。



どんなスペックを表しているんだろう?



結論から言うと、「容量」とは蓄えられる電力量を指すよ!
容量の単位はWh(ワットアワー)で、蓄えられる電力量を表します。
たとえば500Whは、理論上500Wを1時間、または50Wを10時間使う電力量です。
実際は変換損失や本体の待機電力があるため、表示容量をすべて家電へ使えるわけではありません。
mAh表記を比べる場合は、Wh=mAh÷1,000×電圧(V)で換算します。
20,000mAh・3.7Vなら74Whですが、電圧が違うと電力量も変わるため、製品に記載されたWhで比較しましょう。
「容量」の重要性と計算方法


容量の正体が分かったところで、重要性と計算方法について見ていきましょう。



容量は使える時間、定格出力は動かせる家電の消費電力を判断する数値だよ!
使いたい電化製品に合った容量を選ぶことで、快適で充実したキャンプを楽しめますよ。
容量が小さくても定格出力が足りれば動かせますが、長時間は使えません。



容量はどうやって計算するんだろう?
ポータブル電源の必要容量は、以下の計算で求められます。
使う機器ごとに消費電力と使用時間を掛け、すべての電力量を足します。
変換効率を80%と仮定するなら、必要容量の目安=機器が使う合計電力量÷0.8です。
電気毛布50W×8時間=400Wh、照明10W×4時間=40Wh、スマホの充電20Whなら、合計460Wh÷0.8=575Whが計算上の目安になります。
さらに翌朝に使う分や予備を残したいなら、その分を上乗せして選びましょう。



数値は機種や設定で違うから、使いたい家電の表示を確認してね!
主な電化製品と消費電力の目安
| 電化製品 | 消費電力の目安 |
| スマートフォン充電 | 10W |
| ノートPC充電 | 20~30W |
| LEDランタン充電 | 5〜20W |
| ポータブル冷蔵庫 | 50〜150W |
| 炊飯器 | 350〜1,000W |
| 電子レンジ(入力消費電力) | 1,000~1,500W程度 |
| 電気ケトル | 700~1,500W程度 |
| 卓上IHヒーター | 1,400W |
| ドライヤー | 1,200W |
| 扇風機 | 50W |
| 電気毛布 | 50W |
| こたつ | 弱:100W 強:500W |
| ファンヒーター | 200~1,300W |
【スタイル別】ポータブル電源の容量の目安





キャンプに必要な容量の目安はあるの?



ポータブル電源に必要な容量は、様々な条件によって異なるよ!
ここでは、容量に大きく関わるキャンプスタイル別で容量の目安を紹介します。
次の容量帯は候補を絞るための目安です。
同じ1泊でも、スマホだけ使うか、電気毛布を2枚使うかで必要容量は変わります。
デイキャンプの目安:300Wh~500Wh
デイキャンプに必要な容量の目安は、「300Wh~500Wh」です。
宿泊しないため、スマートフォンやランタンなどの小型電化製品の充電がメインになります。
そのため、大容量のポータブル電源は不要です。



電気毛布を使うなら、消費電力と使う時間を足して考えよう!
また、カメラやノートパソコンの充電を気にせず使えるようになります。
500Whまでなら軽量・コンパクトな製品が多いので、携帯性を重視したい方にもおすすめです。
宿泊キャンプの目安:500Wh~1,000Wh
宿泊キャンプに必要な容量の目安は、「500Wh~1,000Wh」です。
1泊2日程度のキャンプでは、デイキャンプよりも多くの電化製品を長く使う可能性があります。



50Wの電気毛布を8時間使うだけで400Whが必要になるよ!
50Wの電気毛布に照明やスマホの充電を加える先ほどの例なら、575Wh以上が計算上の目安です。
2人で電気毛布を1枚ずつ使う場合は毛布分だけで800Whとなるため、同じ500~1,000Wh帯でも余裕は大きく変わります。



ただし、激戦区の容量帯のため、製品が多く選ぶのが大変!
1泊で小型家電を中心に使うなら、768Wh・定格800WのEcoFlow RIVER 2 Proが候補になります。
公式サイトなら48,000円引きで購入できるので、計算した必要容量に合う方は選んでみてください。
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連泊・車中泊キャンプの目安:1,000Wh以上
連泊・車中泊キャンプに必要な容量の目安は、「1,000Wh以上」です。



2泊以上泊まる際は、泊数によって容量を増やしていくのがおすすめ!
使いたい電化製品の電力や、想定されるデバイスの充電回数などを考慮し、容量を決めていきましょう。



車中泊する場合も、1,000Wh以上の容量がいるの?
車中泊でも必要容量は、使う家電と時間から決めます。
調理家電も使いたい方には、個人的には1,000Wh以上をおすすめしています。



IH調理器などは、容量だけでなく必要な定格出力も大きいよ!
調理家電は消費電力が大きいため、容量に加えて定格出力も必要です。
ソーラーパネルの発電量は天候や設置条件で変わるので、充電できることを前提に必要容量を小さくしないようにしましょう。
スマホなどの充電が中心で、計算した必要容量が小さい方には、256WhのJackery ポータブル電源 240 Newと40Wソーラーパネルのセットも候補になります。
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キャンプに最適なポータブル電源の選び方


ここからは、ポータブル電源の選び方を詳しく解説していきます。



以下3つのポイントを押さえて、自分に最適なポータブル電源を選ぼう!
ポータブル電源の選び方ポイントを、順番に見ていきましょう。
ポイント①|容量と定格出力を確認する


ポータブル電源選びのポイント1つ目は、「容量と定格出力を確認する」です。



容量の重要性は分かったけど、定格出力ってそもそも何?
使用時間を判断する容量に対し、動かせる電化製品の指標となるのが定格出力です。



使いたい電化製品に対応しているのか、定格出力を見て確認しよう!
ブースト機能は、電圧を下げるなどして一部の家電を動かす仕組みです。
家電の性能が下がったり、対応しない機器があったりするため、普段どおりに使いたい家電は定格出力以内で選びましょう。
ポイント②|信頼できるメーカーを選ぶ
ポータブル電源選びのポイント2つ目は、「信頼できるメーカーを選ぶ」です。



多くのメーカーが参入しているので、単に価格やデザインで選ぶのは危険!
メーカーを比べるときは、国内の問い合わせ窓口・保証の条件・回収方法を確かめましょう。
価格やブランド名だけで、安全性や対応の良し悪しを決めることはできません。



信頼できるメーカーを知りたい!
ポータブル電源で信頼できるメーカーは、以下のとおりです。
- Jackery (ジャクリ)
- Anker (アンカー)
- EcoFlow (エコフロー)
- BLUETTI (ブルーティ)
- PowerArQ (パワーアーク)
- JVC (ジェーブイシー)
- ALLPOWERS (オールパワーズ)
同じメーカーでも、保証年数や回収の条件は製品と購入先で異なります。
購入前に対象モデルの保証と、正規の販売元かを確認するのがポイントです。



保証は年数だけでなく、対象になる条件も見よう!
比較候補を絞ったら、使いたい家電との適合と、購入後に相談できる窓口まで見て選びましょう。
ポイント③|重量やサイズを確認する


ポータブル電源選びのポイント3つ目は、「重量やサイズを確認する」です。
ここまでは、性能やアフターサポートを中心に紹介してきましたが、携帯性も重要。



特に、積載が限られるキャンパーさんは、重視すべきポイントだよ!
車を横付けできるサイトでも、車への積み下ろしは必要です。
歩いて運ぶ距離が長いキャンプ場では、重量と取っ手の持ちやすさを重視しましょう。
【容量別】キャンプにおすすめのポータブル電源3選





結局、どのポータブル電源を選べばいいの?
このような疑問を持つ方に向けて、おすすめのポータブル電源3選を容量別で紹介します!
今回紹介する製品は、以下の3つです。



「300Wh前後、700Wh帯、1,000Wh帯」のおすすめ製品を、順番に見ていこ~!
①BLUETTI AORA 30 V2【288Wh】
小型家電の充電が中心なら、288Wh・定格600W・約4.3kgのBLUETTI AORA 30 V2が候補になります。
50Wを2時間使う例なら、変換効率80%の仮定で必要容量は125Whなので、スマホ充電などにも電力を回せます。
50Wの電気毛布を8時間使う例には容量が足りないため、1泊の暖房用として選ぶときは注意してください。
従来紹介していたAC60はメーカー販売を終えた旧モデルのため、軽さを重視する小容量の候補をAORA 30 V2へ見直しました。
小型でも600Wの出力を確保したい方は、Amazonで本体単品のAORA 30 V2をチェックしてみてください。
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②EcoFlow|RIVER 2 Pro【768Wh】


キャンプにおすすめのポータブル電源2つ目は、「EcoFlow|RIVER 2 Pro(768Wh)」
多くの電化製品を動かせる性能と、優れた携帯性が魅力の製品です。
「RIVER 2 Pro(768Wh)」のおすすめポイントは以下のとおり。
- 容量768Wh・AC定格出力800W
- 電気毛布や800W以内の調理家電が候補になる
- 容量768Wh・重さ約8.25kg
- 70分でフル充電できる
- 条件を満たすと最大5年保証
- 公式サイトなら通常88,000円から48,000円引き
RIVER 2 Proは、50Wの電気毛布を1枚、一晩使う例の候補になります。
2枚の毛布や長時間の冷蔵庫運転まで考えるなら、必要容量を足してより大きなモデルと比べましょう。
公式の48,000円引きを活用して、1泊キャンプの電源を手頃にそろえてみてください。



軽量・コンパクトで大容量だから、キャンプ初心者にもおすすめ!
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③Anker|Solix C1000【1056Wh】


キャンプにおすすめのポータブル電源3つ目は、1,056Wh・定格出力1,500WのAnker Solix C1000です。
1,000Wh帯の容量と、RIVER 2 Proより高い定格出力を備えたモデルです。
- 容量1,056Wh・定格出力1,500W
- 1,500W以内の家電を通常出力で使える
- アプリの超急速充電モードで満充電まで約58分(メーカー公称)
- 条件を満たすと最大5年保証
- 使用済み製品の回収サービスあり



高出力の家電を使う方は、必要な出力を満たすかを確認しよう!
通常保証は18か月で、公式・正規取扱店からの購入やAnker Japan公式サイトでの会員登録など、延長条件を満たすと最大5年になります。
1,500Wのケトルなどを通常の出力で使いたい方は、容量だけでなく出力も備えたAnker Solix C1000を比較してみてください。
\容量も出力も余裕を/
【まとめ】容量を把握して、キャンプに最適なポータブル電源を選ぼう!


今回の記事では、キャンプに最適なポータブル電源の容量について詳しく解説してきました。
最後に、記事のポイントをおさらいしましょう。



ポータブル電源の容量は、キャンプスタイルによって大きく変わるよ!
スタイル別の容量の目安は以下のとおりです。
容量の目安だけで決めず、使う家電の電力量を足してから、次の3点を確認しましょう。



適切なポータブル電源を選んで、キャンプを快適に楽しも~!
電気毛布やケトルを使う方は、家電ごとの出力条件と使用時間を以下の記事で確認してください。





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