大人気アウトドアブランド「ゼインアーツ」から、待望の2023年新作アイテムが続々と発表されています。
新作アイテムの中でも、特に注目度が高いのが「ゼクーM TC」。
ゼクーMは2019年にゼインアーツから初めて登場したテントで、今でも入手困難になるほど人気のアイテム。
そんなゼクーMがTC素材になって再登場するということで、多くのキャンパーから注目を集めています。
今回の記事では、ゼクーM TCの特徴や既製のゼクーMとの違いについて詳しく解説していきます。
ゼクーM TCの購入を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
・TC素材の特徴
・「ゼクーM TC」の特徴やスペック
・「ゼクーM TC」と「ゼクーM」の違い
本題に入る前に、既製のゼクーMについて「詳しく知りたい! 購入を考えている!」という方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
ゼクーM TCの特徴
この夏、ゼインアーツの大人気テント「ゼクーM」がTC素材になって再登場します。
そこで、TC素材のメリット・デメリットや、ゼクーMの特徴、発売日について詳しく解説していきます。
ゼクーM TCは既製のゼクーMと同様に即完売が予想されるため、今のうちから詳細を確認しておきましょう。
TC素材とは?メリット・デメリットを解説
TC素材と言われても、聞いたことがない方も多いと思います。
僕もキャンプにハマるまでは一度も聞いたことがありませんでした。
TC素材とは、テトロン(ポリエステル)とコットンを合わせて作られた合成繊維です。
それぞれの頭文字「テトロンのT、コットンのC」をくっつけてTC素材と呼ばれています。
そんなTC素材のメリット・デメリットを以下に簡単にまとめてみました。
- 遮光性が高い
- 燃えにくい
- 耐水性がある
- 透湿性があり、結露しにくい
- 通気性が高い
- ポリエステルの製品よりも重い
- 乾きにくい
- 価格が高い
- 生地が分厚くて丈夫
2023年9月上旬~中旬に発売予定
ゼインアーツ公式サイトの情報によると、ゼクーM TCは2023年9月上旬~中旬に発売予定となっています。
(※当初の発売予定8月下旬から変更されています。)
価格は95,480円(税込)で決して安いとは言えないお値段、、、、
しかし、これから紹介するスペックを考えると、この価格が妥当に思えてくるかもしれません。
それだけ、ゼインアーツのモノづくりへのこだわりが詰まった新作アイテムとなっているんです。
ゼクーM TCのスペック
気になるゼクーM TCの価格やスペックは以下のとおりです。
- 価格:95,480円(税込)
- 収容人数:テーブルやイスを入れて4人、レイアウトしだいで最大6人まで収容可能
- サイズ:全高 250㎝×全幅 440㎝、重さ 15㎏
- テントの素材:TC素材(ポリエステル 65%×コットン 35%)、撥水加工、
- 構造:ワンポールと独自のフレームワークにより、広い居住空間を確保
スカート付きのため、下からの冷気や暖気を遮断 - 設営:ビルディングテープとセンターポールにより、一人でも簡単設営
- 付属品:センターポール、各フレーム、リビングシート、3mロープ×15、2mロープ×9、各収納ケース
ゼクーM TCと既製ゼクーMを比較してわかったこと3選
ゼクーM TCと既製ゼクーMはどこがどう違うのか気になるところ。
実際に2種類のテントを比較してみて、以下の3つの点に違いがあることが分かったので詳しく解説していきます。
- 使用に適した季節
- 重さ
- 価格
①ゼクーM TCは秋・冬向き
ゼクーM TCとゼクーMは使用に適した季節が異なります。
ポリエステル素材の既製ゼクーMは春・夏に適し、新作のゼクーM TCは秋・冬に適していると言えます。
ゼクーM TCは、テント生地に厚みがあることで濃い影をつくり日中の暑さを防いでくれます。
秋・冬は夜はかなり冷え込みますが、TC素材の特徴でもある保温性を発揮し、テント内の暖気を外へ逃がしません。
逆に、ゼクーMの場合は、ポリエステル素材で通気性が良く、軽やかで涼しくキャンプを楽しむことができます。
ただし、生地が薄いため保温性が低く寒い日には向きません。
以上の理由から、ゼクーM TCは秋・冬に適し、ゼクーMは春・夏に適していると言えます。
②重さが異なる
ゼクーM TCは天然素材のコットンが含まれているため、ポリエステル素材の既製ゼクーMよりも重くなっています。
既製のぜクーMが総重量11.5㎏なのに対して、ゼクーM TCは15㎏とその差はなんと3.5㎏。
重みがある分、TCの方が持ち運びは大変になりますが、テント生地がしっかりしているので、生地が丈夫で濃い影を作ってくれます。
素材ごとのメリット・デメリットを知ったうえで自分に合ったテントを選びたいですね!
③ゼクーM TCの方が価格が高い
化学繊維のポリエステルに比べ、TC素材は価格が高くなります。
既製のゼクーMが89,980円(税込)なのに対して、新作のゼクーM TCは95,480円(税込)とその差は約5500円ほど。
たしかに価格差はありますが、本来であればもっと価格差があってもおかしくないと思います。
これは僕の推測になりますが、魅力の多いTC素材のテントを多くの方に使ってほしいというゼインアーツの思いがこめられているんじゃないかと思います。
ゼインアーツの顧客目線かつ品質と価格へのこだわりが見受けられますね。
本記事のまとめ
さて、今回の記事では2023年9月上旬~中旬に発売予定のゼインアーツ新作テント「ゼクーM TC」について解説してきました。
ゼクーM TCの特徴や既製のゼクーMとの違いは以下のとおりです。
- 価格:95,480円(税込)
- 収容人数:テーブルやイスを入れて4人、レイアウトしだいで最大6人まで収容可能
- サイズ:全高 250㎝×全幅 440㎝、重さ 15㎏
- テントの素材:TC素材(ポリエステル 65%×コットン 35%)、撥水加工、
- 構造:ワンポールと独自のフレームワークにより、広い居住空間を確保
スカート付きのため、下からの冷気や暖気を遮断 - 設営:ビルディングテープとセンターポールにより、一人でも簡単設営
- k付属品:センターポール、各フレーム、リビングシート、3mロープ×15、2mロープ×9、各収納ケース
- 使用に適した季節
⇒既製ゼクーMは春・夏、 新作のゼクーM TCは秋・冬に適しています - 重さ
⇒ゼクーM TCの方が約3.5㎏重い(重い分、生地の厚みがあり丈夫で濃い影をつくります) - 価格
⇒既製ゼクーMは89,980円(税込)、ゼクーM TCは95,480円(税込)
4500円ほどゼクーM TCの方が高価ですが、TC素材であることを考えるとかなり価格を抑えられています
また、今回紹介したゼクーM TCの生地に使用されているTC素材についてさらに知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
新作テントの登場により、ゼクーMはポリエステル素材とTC素材を選択することが可能になります。
キャンプをする場所や環境、自分のスタイルに合ったテントを選んでキャンプを思いっきり楽しみましょう!
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