暖かい陽気の中で、まったりとした時間を楽しめる春キャンプ。
朝晩の冷え込みが想定される春キャンプで、快適な睡眠をとるためにはシュラフ選びが重要です。
しかし、”シュラフ”とひと言で言っても種類が多いので、どれを選ぶべきか悩みますよね…
結論から言うと、春キャンプには3シーズンシュラフがおすすめ!
3シーズンシュラフとは、春から秋の3シーズンに最適なシュラフのこと。
この記事では、キャンプ歴6年の僕が、3シーズンシュラフの選び方とおすすめ製品7選を紹介します!
春キャンプのシュラフ選びで悩んでいる方、おすすめの3シーズンシュラフを探している方は、ぜひ参考にしてください。
3シーズンシュラフの特徴
3シーズンシュラフとは、「春・夏・秋」の気候に対応したシュラフのこと。
キャンプ初心者の方からすると聞き馴染みがないかもしれませんが、多くのメーカーからさまざまな3シーズンシュラフが登場しているんです。
製品ごとにデザインやスペックが異なるので、どれを選ぶべきか悩む方も多い!
まずは、3シーズンシュラフの特徴について見ていきましょう。
それぞれ詳しく解説するから、シュラフ選びの参考にしてくださいね。
春・夏・秋に幅広く使える
春・夏・秋の3シーズンで使用できるのは、3シーズンシュラフの最大の特徴。
一般的なシュラフの場合、快適使用温度の範囲が狭いため、季節に合ったシュラフを準備する必要があります。
人が快適に眠れる温度を指し、シュラフ選びの指標にすることが多い。
一方、3シーズンシュラフは快適使用温度の範囲が広いので、さまざまな気候で快適な睡眠をとることができます。
あわせて、通気性と防水性に優れている製品が多いのも特徴の1つ。
通気性が高いことで、夏の寝苦しさやムレを軽減してくれるよ◎
防水性が高い製品を選ぶと、湿度が高い時期や雨が降っていても安心です!
このような特徴から、3シーズンシュラフはさまざまな環境下で活躍してくれるアイテムです。
汎用性が高く初心者にもおすすめ
3シーズンシュラフは、キャンプ初心者の方にもおすすめです。
その理由は、汎用性の高さにあります。
先ほども紹介したように、3シーズンシュラフを持っておけば、さまざまな環境下でキャンプを楽します。
スペックの汎用性が高いから、災害時も安心!
冬キャンプや過酷な気象条件ではない限り、3シーズンシュラフ1つで対応できるんです。
ただし、氷点下まで冷え込むような環境には向いていないので注意しましょう。
春キャンプで3シーズンシュラフを使うべき理由
ここからは、なぜ春キャンプで3シーズンシュラフを使うべきなのか、について解説していきます。
3シーズンシュラフを春キャンプで使うべき理由は以下の2つ。
それぞれ詳しく解説していきます!
日中と夜の寒暖差に気をつけよう
春キャンプでは、日中は暖かくても朝晩は寒いことが多いため、寒暖差対策が必須!
きちんと対策をしていないと、寒さで寝付けなかったり、風を引いたりするリスクがあります。
寒い思いをしながら寝るのは辛いよね…
キャンプを翌日まで楽しむためには、快適な睡眠が必要不可欠。
3シーズンシュラフを使って、春の寒暖差を乗り切りましょう!
地面からの冷気に注意しよう
春キャンプでは、”底冷え”と呼ばれる地面からの冷気にも注意が必要です。
3シーズンシュラフは底冷え対策としても有効だよ!
ただし、寒冷地や標高が高いキャンプ場では、3シーズンシュラフでも底冷えを感じるケースがあります。
キャンプ場の気候にあわせて、追加で底冷え対策を行いましょう。
底冷えには以下のような対策が効果的です◎
- グランドシートを敷く
- エアーマットを敷く
- 厚着して寝る
- 標高が低いキャンプ場を選ぶ
しっかりと底冷え対策を行って、快適な春キャンプを楽しみましょう!
3シーズンシュラフの選び方
ここからは、3シーズンシュラフの選び方について解説していきます。
選ぶ際のポイントは以下の4つです。
ポイントごとに詳しく解説するので、シュラフ選びの参考にしてください~!
①快適使用温度は5℃以上がベスト
3シーズンシュラフ選びで最も重要なポイントが、「快適使用温度」
春キャンプでは、快適使用温度5℃以下のシュラフを選ぼう!
ただし、快適使用温度はあくまで目安。
キャンプをする環境や気象条件によって、最適な快適使用温度は変わってきます。
宿泊するキャンプ場の気温をチェックして、最適なシュラフを選びましょう!
②形状は「マミー型」と「封筒型」がある
シュラフの形状は2種類あり、「マミー型」と「封筒型」に分かれます。
それぞれ寝心地や特徴が異なるので、自分に合った形状を選ぶことが大切です。
シュラフの形状は、好みが分かれる部分。
特徴を知って、理想の形状のシュラフを選びましょう。
③素材によって特徴が異なる
シュラフに使われている素材はさまざまで、それぞれ特徴が異なります。
主な素材と特徴は以下のとおり。
- ダウン素材:保温性が高く、軽量・コンパクト
- 化繊素材:湿気に強く速乾性もあるが、ボリュームが出る
- ウール素材:保温性・湿気に強く、肌触りも良い
素材ごとの特徴を理解して、自分の理想に合ったシュラフを選びましょう。
性能で見るとダウンがおすすめだけど、価格は高め…
一方、化繊素材は比較的安価なものが多いから、コスパ重視の方におすすめです!
④軽量・コンパクトな製品がおすすめ
シュラフは素材や形状によって、サイズや重さもさまざまです。
つい荷物が多くなりがちなキャンプでは、なるべく荷物を最小限に抑えたいところ。
少しでも準備や移動時の負担を減らすため、軽量かつコンパクトなものを選ぶことが大切です。
車の積載に余裕がない方は、特に意識したいポイントだよ!
3シーズンシュラフのおすすめ7選
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
ハイランダー 2in1洗える3シーズンシュラフ
キャプテンスタッグ フリースラップシュラフ1200
キャプテンスタッグ アクティブシュラフ600
ネイチャーハイク 手足が出せる3シーズンシュラフ
スナグパック マミー型3シーズンシュラフ(丸洗い可能)
OEZER 3シーズン対応ダウンシュラフ
本記事のまとめ
今回の記事では、春キャンプに最適な3シーズンシュラフの選び方やおすすめ7選について紹介してきました。
最後に、重要なポイントをおさらいをしましょう。
- 3シーズンシュラフとは:春・夏・秋に使用するのに適したシュラフ
- シュラフ選びのポイント:快適使用温度→春なら5℃以下がベスト
- 「マミー型」か「封筒型」から自分に合ったものを選ぼう
- 「ダウン」・「化繊」・「ウール」から選ぼう
- 自分に合ったサイズを選ぼう
- 軽量かつコンパクトな製品を選ぼう
本記事のまとめは以上になります。
3シーズンシュラフを使うことで、春キャンプの夜を快適に過ごせます。
今回の内容を参考に、自分に合った3シーズンシュラフを選ぼう!
最後までご覧いただきありがとうございました。