
長かった冬も終わりが近づき、温かい春のキャンプが待ち遠しいですね。
朝晩の冷え込みが想定される春のキャンプで、より快適に眠るために必要なのがシュラフ(寝袋)。
でも、種類が色々あってどれを買うか迷ってしまうことも多いですよね。
結論から言うと、春キャンプには様々な気候に対応できる3シーズンシュラフが必須です。
3シーズンシュラフとは、春から秋にかけて使用できるスペックを持ったシュラフのことで、初めてシュラフを購入する方にもおすすめのアイテムです。
今回の記事では、春キャンプに最適な3シーズンシュラフの選び方や、おすすめの3シーズンシュラフ7選について紹介します。
自分に合ったシュラフを選んで、快適な春キャンプを楽しみましょう!
3シーズンシュラフとは→春、夏、秋に対応したシュラフ

3シーズンシュラフとは、「春、夏、秋」に対応したスペックのシュラフのことです。
キャンプブームの昨今、多くのアウトドアメーカーから3シーズンシュラフが登場しています。
製品によって、特徴やスペックはさまざまで、シュラフ選びに悩まされますよね。
この記事を読むことで、春キャンプに最適な3シーズンシュラフを見つけることができ、快適な春キャンプを楽しむことができます。
シュラフ選びの参考にして、自分に合った最高のシュラフを見つけましょう!
3シーズンシュラフの特徴
3シーズンシュラフの最大の特徴は、幅広いシーンで使用できる点です。
通常のシュラフの場合、快適使用温度(人が快適に寝ることができる温度)の範囲が狭いため、それぞれの季節に合ったシュラフを準備する必要があります。
それに対して3シーズンシュラフは、快適使用温度の範囲が広く、通気性と防水性に優れている製品が多いので、さまざまな場所や気象条件で使用できます。
快適使用温度に加え、通気性が高いことで、暑い季節に使用してもムレを軽減し、快適な睡眠を提供してくれます。
また、防水性が高いことで、湿度が高い時期や雨の多い時期にも安心して使用できるんです。
キャンプやアウトドアシーンだけでなく、万が一の災害時にも持っておくと心強いアイテムですね。
初めて買うなら3シーズンシュラフを選ぼう

3シーズンシュラフは、初めてシュラフを購入する方におすすめです。
初めてのシュラフを選ぶ場合、まずは自分がどのようなシーンで使用するかを考えることが大切ですが、真冬にキャンプに行く機会は少ないと思います。
そこで、季節によって使用できる範囲が広い3シーズンシュラフを選んでおけば、冬以外はほとんどのキャンプに対応できます。
もし冬もキャンプに行きたいとなれば、改めて冬用のシュラフを購入することをおすすめします。
春キャンプで3シーズンシュラフを使うべき理由
春のキャンプで、3シーズンシュラフを使うべき理由は2つあります。
1つ目は、「朝晩の寒暖差に対応できる」、2つ目は、「地面からの冷気に対応できる」が挙げられます。
これら2つの理由について、詳しく解説していきます。
朝晩の寒暖差に気をつけよう!

春のキャンプでは、日中は暖かくても朝晩は寒いことが多いため、寒暖差に注意が必要です。
寒いと睡眠の質が下がったり、翌日に体調を崩してしまうかもしれません。
せっかくのキャンプを翌日まで楽しむためにも、3シーズンシュラフを使って快適な睡眠をとりたいですね!
地面からの冷気にも注意
春のキャンプでは、いわゆる底冷えと言われる地面からの冷気にも注意が必要です。
標高が高いキャンプ場では、3シーズンシュラフでも寒さを感じる場合があるので、服を着こんだり、グランドシートを敷いて底冷えを遮断するなど工夫が必要です。
3シーズンシュラフの選び方

ここからは、3シーズンシュラフの選び方について解説していきます。
選ぶ際に気をつけたいことを4つに絞ってまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
①快適使用温度は5℃以上がベスト
3シーズンシュラフを選ぶ際には、快適使用温度を確認することが最も重要です。
快適使用温度とは、「人が快適に寝ることができる温度」のことで、キャンプで気持ちよく寝るために絶対に抑えておくべきポイントなんです。
朝晩の冷え込みが想定される春キャンプでは、快適使用温度5℃以下のシュラフがベスト!
②形状は「マミー型」と「封筒型」がある
シュラフには、「マミー型」と「封筒型」の2種類の形状があります。
「マミー型」は、体のラインに沿ってフィットするように設計されており、保温性が高く軽量でコンパクトといった特徴があります。
一方、「封筒型」は、保温性では「マミー型」に劣りますが、より広いスペースを確保できるため、ゆったりと自由な姿勢で寝ることができます。
自分の好みに合った形状を選ぶことで、キャンプの睡眠をより充実させてくれます!
③「ダウンだけじゃない!?」素材の種類

シュラフの素材には、ダウンや化学合成繊維(化繊)、ウールなどがあります。
「ダウン素材」は、保温性が高く軽量でコンパクトですが、湿気に弱く手入れがやや難しいという特徴があります。
「化繊素材」は、ダウンに比べて湿気に強く乾燥も早いので手入れがしやすいですが、収納サイズが大きくなりがちです。
「ウール素材」は、保温性が高くて湿気に強く、肌触りも良いですが、重くなりがちです。
素材ごとにそれぞれメリット、デメリットがあるので、自分のスタイルに合ったものを選びたいですね!
④軽量かつコンパクトなものを選ぼう
シュラフは素材や形状によって、サイズや重さもさまざまです。
つい荷物が多くなりがちなキャンプでは、なるべく荷物を最小限に抑えたいところ。
少しでも移動の負担を減らすため、シュラフもなるべく軽量かつコンパクトなものを選ぶことが大切です。
3シーズンシュラフのおすすめ7選
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
ハイランダー 2in1洗える3シーズンシュラフ
キャプテンスタッグ フリースラップシュラフ1200
キャプテンスタッグ アクティブシュラフ600
ネイチャーハイク 手足が出せる3シーズンシュラフ
スナグパック マミー型3シーズンシュラフ(丸洗い可能)
OEZER 3シーズン対応ダウンシュラフ
本記事のまとめ
今回の記事では、春キャンプに最適な3シーズンシュラフの選び方やおすすめ7選について紹介してきました。
最後に記事の内容を簡単にまとめていきます。
- 3シーズンシュラフとは・・・春・夏・秋に使用するのに適したシュラフ
- シュラフ選びで最も重要・・・快適使用温度→春なら5℃以下がベスト
- 形状・・・「マミー型」か「封筒型」から自分に合ったものを選ぼう
- 素材・・・「ダウン」、「化繊」、「ウール」から選ぼう
- サイズ・・・自分に合ったサイズを選ぼう
- 携帯性・・・軽量かつコンパクトなシュラフを選ぼう
以上が本記事のまとめになります。
春のキャンプには3シーズンシュラフを使用して、快適な夜を過ごしたいですね。
自分に合ったシュラフを選んで、アウトドアライフを楽しみましょう!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。