
キャンプの夜の楽しみとして欠かせない焚き火。大自然の中で、火を囲みながら家族や友人とまったりした時間を過ごすのって憧れますよね。
しかし、焚き火をするのが初めての方にとっては、火の扱いや安全性が不安でなかなか踏み出せないかもしれません。
実際に僕もキャンプを始めたばかりの頃は、火の扱いが不安で焚き火デビューできずにいました。
そこで本記事では、僕が焚き火をする前に知りたかった焚き火初心者が安全に楽しむためのポイントを紹介します。
焚き火の楽しみ方やメリット、注意すべきこと、必要な道具などについても詳しく解説しているので、本記事を参考に楽しく安全に焚き火を楽しみましょう!
焚き火をする前に知っておくべきこと

そもそも焚き火って何するの?
焚き火とは、薪や枯れ葉などを燃やして火を起こす野外活動の一つで、キャンプには欠かせません。
焚き火を眺めたり、火を使って調理したり、寒い日には暖をとったりと、楽しみ方もさまざまです。
コロナが流行して以来、キャンプ場や山中での焚き火は、日常から離れて自然と触れ合い、リフレッシュするための手段としても大人気のアクティビティなんです。
焚き火の楽しみ方とメリット

冒頭でも触れたように、焚き火には眺めたり料理したりする以外にも多くの魅力があります。
ここからは、何度も焚き火をしてきた僕が伝えたい焚き火の「楽しみ方」や、「メリット」について紹介していきます。
- 火を眺めてまったりする
- 火を使って料理を楽しむ
- 音を聞いてまったりする
- 火を囲んで家族や仲間とおしゃべり
- 火で暖をとる
- リラックス効果
- ストレス解消
- 「無」になれる
- ガスコンロやバーナーを使わずに料理できる
- コスパが良い
- コミュニケーションをとれる
- 心も体も温まる
焚き火に必要なもの

出典:FUTURE FOX
焚き火をするためには、火を起こすためのマッチやライター、火を維持するための薪、火を守るための焚き火台や焚き火シートなどの道具が必要です。
また、焚き火の場所を選ぶ際には、周囲の環境や天候などを考慮し、必要に応じて許可を取得するなどの準備が必要です。これらの準備をしっかりと行い、安全かつ楽しい焚き火の時間を過ごしましょう。
焚き火に最低限必要なアイテム5選

焚き火を安全にを楽しむには、以下の①~⑤のアイテムが最低限必要になります。
5つも道具をそろえるのは大変かと思うかもしれませんが、価格もピンキリで1万円以内で抑えることも十分可能です。
自分のスタイルに合った道具を選びたいですね!
①薪(まき)

焚き火を楽しむのにまず欠かせないのが「薪(まき)」。
薪にもさまざまな種類がありますが、焚き火に適しているのは「針葉樹」と「広葉樹」になります。
「針葉樹」は、杉やヒノキ、松などの樹木が挙げられます。
針葉樹の特徴として、樹液が多く含まれていることで火が一気に燃え広がります。
そのため、焚き付けや火力調整に使いやすいのがポイントです。
「広葉樹」は、にナラやケヤキ、クヌギなどの樹木が挙げられます。
広葉樹の特徴は、燃焼時間が長く、針葉樹と比べて安定した火力を保てる点です。
火持ちや火力に優れているため、焚き火だけでなく薪ストーブの燃料としても人気の樹木です。
②焚き火台

出典:FUTURE FOX
薪に続いて焚き火に必ず必要なのが、「焚き火台」です。
全国各地に数多くのキャンプ場がありますが、近年ではほとんどの場合で直火禁止になっています。
直火禁止の理由として挙げられるのが、地面が焼けることによる「自然への悪影響」や、「火災発生の危険がある」ためです。
また、焚き火台を使用することで、薪を組みやすくなり火の安定した燃焼をサポートしてくれます。
焚き火台は、焚き火を安全に楽しむために必須のアイテムなんです。
③焚き火シート

出典:ZEN CAMPS
前述の焚き火台とセットで準備したいのが「焚き火シート」です。
焚き火台のみだと灰や火の粉が地面に落ちて、火災の原因になる恐れがあります。
この対策として、焚き火台の下に焚き火シート敷くことで、火が直接地面に落ちることを防いでくれるんです。
焚き火シートを使用するのはキャンパーのマナーともいえる重要なことなので、焚き火前に必ず準備しておきましょう。
④ライター、マッチ
焚き火の焚き付けを行うのに、「ライターかマッチ」は必ず必要になります。
焚き火には必要不可欠なアイテムではありますが、存在感がうすいためつい忘れがち。
僕も過去にキャンプに持っていくのを忘れてしまい、焚き火を断念したこともあります、、、
なので、焚き火をするときには忘れずに携帯しておきましょう!
⑤着火剤
焚き火初心者の方には、「着火剤」も必須のアイテムです。
キャンプ上級者であれば着火剤なしでの焚き付けは可能ですが、初心者の方は準備しておきましょう。
火の扱いに慣れていない間は、着火剤を使うか使わないかで、焚き付けの速さは大きく変わってきます。
最近では100円ショップでも多くの着火剤を見かけるので、はじめはコスパの良いもので試してみると良いですね。
着火剤を使用して、スムーズに薪に火をつけ、焚き火の時間をより充実させましょう!
焚き火をする前に確認すべきこと

焚き火は、風に乗って火花が散ったり、周囲の物に引火して火災につながることがあります。
以下の確認ポイントをチェックして、焚き火を思いっきり楽しみましょう!
- 天気予報は必ずチェック!
- 草木の少ない場所を選ぼう!
- 風の弱いを日を選ぼう!
- 広い場所を選ぼう!
焚き火をするときの注意点

焚き火はメリットも多く楽しいものであると同時に、火災の危険や煙による健康への悪影響も伴うため、必ず安全対策を行いましょう。
特に火災のリスクは高く、令和3年の焚き火での火災発生件数は2700件以上となっているため、注意が必要です。
下記の注意点を必ずチェックしておきましょう! ※一番最初は最重要!!
- 火災になりそうになったら消化を最優先
- 周囲に燃え広がらないように、広いスペースを確保しよう
- 燃えやすいものを近くに置かない
- 風が強い火は避けよう
- 焚き火禁止の場所や住宅地は避けよう
【まとめ】安全に気をつけて焚き火を楽しもう!

今回の記事では、焚き火初心者に向けて楽しみ方や焚き火をするメリット、注意点について解説してきました。
焚き火は慣れればお手軽に楽しむことができますが、その反面、火災などの危険も伴います。
正しい方法で、準備するものをしっかりそろえて、思いっきり焚き火を楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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