
夏のレジャーとして大人気なキャンプ。夏休みには家族や友人と自然の中で贅沢な時間を過ごしたいですよね。
しかし、夏のキャンプでは暑さ対策をしないと熱中症などのリスクを伴います。
実際に僕もキャンプを始めたばかりの頃に、真夏のキャンプで準備を怠り、つらい思いをした経験があります。
そこで今回の記事では、夏のキャンプを快適に過ごすための工夫や準備すべきアイテムについて解説していきます。
この記事を読むことで、夏のキャンプを快適にする具体的な方法や必要な持ち物が分かるので、ぜひ参考にしてみてください!

暑い日のキャンプに潜むリスク

夏のキャンプは最高に楽しいものですが、その反面、熱中症などのリスクが潜んでいます。
特に高温多湿な日本の夏では、毎年、熱中症や脱水症状による死者も出ているんです。
暑さによる人体へのリスクを知り、適切な対策をして夏のキャンプを思いっきり楽しみましょう。
熱中症の危険がある

夏キャンプのリスクとして第一に挙げられるのが、「熱中症」です。
熱中症は、高温の環境で生じる健康障害で、めまいや倦怠感、けいれんなどの症状がおこり、死に至るケースもあります。
総務省の発表によると、2022年夏の熱中症による救急搬送件数は、7万1029人と非常に多く、夏のキャンプは熱中症の危険と隣り合わせであることが分かります。
熱中症は誰にでも起こりうる事ですが、正しく対策しておくことで防げる場合もあります。
安全に夏キャンプを楽しむためにも、暑さ対策を徹底して行うこうが大切です。
脱水症状の危険がある

「脱水症状」も、夏のキャンプでおこりうる危険の一つです。
脱水症状は、多量の汗をかくことで、体内の水分や塩分が不足することによって起こります。
具体的な症状は熱中症と似ており、人体に健康被害を及ぼします。
暑さ対策しっかり行い、脱水症状を未然に防ぎましょう!
知っておくべき「暑さ対策5選」

暑さによって引き起こされる熱中症や脱水症状を未然に防ぐためには、正しい暑さ対策が重要です。
暑さ対策のポイントは以下の5つです。
- 夏に適したテントを選ぶ
- 涼しいキャンプ場を選ぶ
- テント設営時間を工夫する
- 服装を正しく選ぶ
- 食事や水分補給を工夫する
これらの暑さ対策の具体的な工夫について詳しく解説していきます。
①夏に適したテントを選ぼう

キャンプの主役とも言えるテントですが、選び方はとても重要です。
テントはキャンプアイテムの中でも高価な買い物になるので、失敗したくないですよね。
夏に適したテントを選ぶことで、暑さを軽減し、快適なキャンプを楽しむことができるんです。
夏キャンプに最適なテントの特徴と選び方について解説していきます。
夏に最適なテントと選び方
夏に最適なテントは、以下の3つのポイントを合わせ持つテントです。
- 遮光性が高い
- メッシュパネルが搭載されている
- 風通しが良い構造になっている
これらの特徴を持つテントを使用すれば暑さをかなり抑えることができるので、テント選びの参考にしてみてください。
②涼しいキャンプ場を選ぼう

夏のキャンプにはなるべく涼しいキャンプ場を選びましょう。
涼しいキャンプ場の特徴を下記にまとめたので、キャンプ場選びの参考にしてみてください。
- 標高が高い
- 木陰が豊富にある
- 川が近くにある
- 森の中にある
③テント設営時間を工夫しよう

テント設営はキャンプにおいて最も体力を使う作業です。
この時に、作業の時間帯を工夫することで暑さを軽減できるため、ぜひ参考にしてください。
結論としては、朝の早い時間か夕方に設営を行うのがベストです。
夏のキャンプでは、気温が上がりやすい昼時の設営はなるべく避けましょう。
とはいえ、キャンプ場によってはチェックイン・アウトの時間が決められており、どうしても昼時の設営になってしまう場合もあるかと思います。
そんな時は、この記事で紹介している他の暑さ対策を実践して作業するようにしましょう!
④服装を正しく選ぼう

夏キャンプの暑さ対策として、正しい服装選びも重要になります。
特に下記の2つを抑えることで、暑さを軽減するだけでなく、虫刺されの予防にもなるんです。
必ずチェックしておきましょう!
- 速乾性のある服がベスト
⇒夏は汗をかきやすく、服が濡れると体温調節がしにくくなり熱中症や脱水症状を起こしてしまうため - 長袖長ズボンが望ましい
⇒日光が肌に直接あたるのを防ぎ、紫外線対策や虫刺され対策にもなるため
⑤食事・水分補強を工夫しよう

キャンプの醍醐味ともいえる屋外での食事は、お酒を片手につい食べ過ぎてしまいがち、、、
しかし、その食べすぎや飲みすぎが原因で体調を崩してしまうこともあります。
実際に僕も、暑い日のキャンプでヘビーな料理を食べすぎて体調を崩した苦い経験もあります。
暑い日には、消化に負担のかかる食材を避け、なるべく軽い食事を心がけたいですね。
また、こまめに水分や塩分の補給を行い、熱中症や脱水症状の予防を心がけましょう!
夏キャンプに必要な持ち物リスト

最後に、夏キャンプに必要な「暑さ対策アイテム」を紹介します。
下記のリストのアイテムを準備しておけば、暑い日でも思いっきりキャンプを楽しむことができます。
必ずチェックしておきましょう!
- 長袖・長ズボン
⇒肌に直接日光が当たるのを防止! - スポーツドリンク・塩あめ等
⇒汗で流れ出た水分、塩分をしっかり補給 - 氷、保冷剤が入ったクーラーボックス
⇒もしも体調が悪くなったら、体を冷やそう - 着替え
⇒汗で服がぬれてしまったらときに安心! - うちわ
⇒あおぐだけでなく、火の焚き付けにも使える! - 扇風機
⇒これがあるだけで、テント内の風通しが格段に上がる - 帽子
⇒頭の日よけも大切! - 日焼け止め
⇒露出部分もしっかり保護しよう
本記事のまとめ

今回の記事では、夏キャンプの暑さ対策について解説してきました。
記事の内容でとくに重要な部分は以下のとおりです。
- 夏に適したテントを選ぶ
- 涼しいキャンプ場を選ぶ
- 涼しい時間にテントを設営する
- 服装は長袖長ズボンかつ速乾性のあるものを着る
- こまめな水分補給+食べ過ぎ注意!!
- 暑さ対策アイテムを使う
- 長袖・長ズボン
- スポーツドリンク・塩あめ等
- 氷、保冷剤が入ったクーラーボックス
- 着替え
- うちわ
- 扇風機
- 帽子
- 日焼け止め
本記事のまとめは以上になります。
暑さ対策を適切に行い、夏のキャンプを思いっきり楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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